「巻き爪ブロック」は、ツメの両側に爪フックを引っ掛ければ完了という実に簡単な仕組みの矯正具です。なので、キリでツメに穴をあけたりという面倒な作業も必要ないので慣れてしまえば、1分もかからず処置が完了します。とても使い方は簡単です。
セット品で購入すれば、細かい作業が苦手な人でも巻き爪に簡単に装着できる取り付け具と、「巻き爪ブロック」をカバーする専用の透明シールがセットされているので、だれでも問題なく使うことができます。
装着後10分もすれば、巻き爪の両端が持ち上がり、矯正効果を感じることができます。
矯正効果が足りないなという場合は、「巻き爪ブロック」2個を同時に使って二重にすることで倍の効果を得ることも簡単です。
皮ふ科の治療では、「巻き爪ブロック」を使った矯正法と同じような、マチワイヤーを使った施術で矯正してくれます。違いは、ツメを拡げる矯正具だけです。「巻き爪ブロック」ではバネの引っ張り力でツメを拡げますが、病院では形状記憶ワイヤー(マチワイヤー)の復元力でツメを拡げます。
「巻き爪ブロック」には爪フックがついているので誰でも巻き爪に装着できますが、マチワイヤーは本当にただのワイヤーなのでツメに装着するためにツメに穴をあけてワイヤーを通したあとで医療用ボンドで固定するなどの処置が必要なので、病院でしかできません。
皮ふ科の病院で行われるマチワイヤーによる施術には医療保険が適用されず全て自費で治療費を支払うことになりますが、税込の概算で初診時は¥13,650〜、再診時¥4,200〜といった費用になります。
バネと形状記憶ワイヤーの違いはありますが効果に違いはありません。巻き爪を治すには継続的な矯正が必要なので「巻き爪ブロック」で自宅で処置するのが、簡単で経済的な方法といえそうです。