「巻き爪ロボ」は、バネ、ネジ、クランクを組み合わせたとても矯正力の高い治療具ですが、効果はどの程度あるのでしょう?気になるところです。
結論からいうと「巻き爪ロボ」を装着して、暖かい足湯で温浴させながら、バネの力を利用して矯正していくと、ツメの両端が2〜5o程度持ち上がり、たいていの巻き爪は平らになっています。
メーカーではツメ割れの危険もあるので、一気に矯正するのではなく、2oを限度に数日の間隔をあけて数回の処置で矯正治療するよう呼びかけているほどで、ものすごく矯正効果があります。
その効果は大学の実証実験でも証明されています。
20分程度の足湯によるツメの温浴(吸湿)効果で、乾燥状態では平らに伸ばすこともできない硬さのツメも、乾燥時の1/4程度まで柔らかくなり、自然な状態までツメを平らにすることができ、その状態で一気に乾燥させるとその形状で凍結されるということです。
下の動画は、実際にツメの変形(矯正)をシミュレーションしたものです。
ツメをお湯につける温浴でなぜ矯正効果が発生するかというと、それはツメの組織成分に由来するものです。実は、爪と髪の毛の成分はほとんど同じたんぱく質でできています。なので性質も似ていて、共に死んだ組織で、切っても痛みは有りません。髪の毛にカーラーで熱を加えると曲線を保ちますが、水分を吸収すると、すぐにストレートになってしまいますが、まさにそれと同じことを、この巻き爪矯正で行ってしまうのです。
さらに皮膚も水分を吸収してふやけるという状態になるので、ツメが皮膚と密着している部分も、皮膚がふんにゃりと伸びやすい状態になっていて、ほぼ痛みを感じることなく巻き爪矯正ができるという仕組みです。
恐い思いもせず無痛の状態で巻き爪治療が自宅で短時間でできるのが、「巻き爪ロボ」を使った巻き爪矯正の大きな特長です。