「巻き爪ロボ」の使い方はいたって簡単ですが、ポイントは巻き爪ロボをツメに装着したまま約20分ほど温かいお湯に足をつけ、ツメを軟化させながら矯正力を強め、適度に巻き爪が拡張したところで足をお湯から出し、すぐにドライヤーで乾かして平らな状態を維持するところです。
もう少し具体的にみていきましょう。
@事前準備
フックが掛かりやすいように、ツメを長めに伸ばし、先端を平らにカットして爪の形を整えます。
また、マニキュアを使用している人は、温浴(水分吸収)効果を低下させるので、完全に除去します。
まず片側のフックを爪の前から奥側に向けて挿入。次に挿入したフックを抑えながら、逆側も挿入します。フックはできるだけ爪の根元側に移動させます。挿入した両フックを指で押さえ、垂直に立てた状態でツマミをしめ装着完了です。
そのとき多少ツメがはがされるような感じがしても、装着後のお湯入れで痛みはほぼ無くなるので安心してください。
巻き爪ロボを付けたまま、足をお湯に浸します。お湯の温度は、普通のお風呂と同じ38℃から42℃くらいが適温です。お湯にひたして10分から20分で、ツメが柔らかくなっていきます。
そこで、少しバネを強めます。
しっかり巻き爪が柔らかくなったら、そのままお湯から足を出します。お湯入れ前の状態では、爪が硬くて平らになりにくい状態でしたが、この段階でツメを正常な状態に変形させるのは簡単です。
巻き爪ロボをツメの根元側に移動してネジを強め、矯正効果を最大限に高めます。
重度の巻き爪(陥入爪)だった人は、ツメと指との間にぽっこりすき間ができるくらいに矯正できます。
巻き爪ロボを取り付けたまま、約10分間ドライヤーで爪をしっかりと乾燥させます。しっかりと爪を乾燥させたら、ネジをゆるめて巻き爪ロボをはずします。
ドライヤー乾燥が不十分ですと、巻き爪ロボをはずした後のツメの戻り量が大きくなるので、しっかり乾燥させます。